製品開発のコンセプトは「安全・安心・おいしい・健康」。
お客様の笑顔を想像しながら開発しています。
チチヤスのものづくりの軸
ものづくりの軸「笑顔」
チチヤスのものづくりの軸は「笑顔」です。
私たちの原点は「チチヤスヨーグルト」。
このヨーグルトは、実は時代に合わせて少しづつ味わいを変えています。
しかし、どこか懐かしい、記憶に残る味わいになっているのではないでしょうか。
そのような製品は、親になった時に子どもにも食べさせたい、と感じていただけるのではないかと考えています。
世代を超えた「笑顔の懸け橋」となってくれるような製品づくりを目指しています。
「チチヤスヨーグルト」のおいしさのヒミツ
チチヤスヨーグルトについて
「 ヨーグルトをいかに日本人の食べやすいものとするか」 チチヤスが考えてきた課題であり、そして、これこそチチヤスヨーグルトのおいしさのヒミツです。 1917年、チチヤスヨーグルト第1号として日本初のヨーグルトを発売しました。開発背景には、絹ごし豆腐のような口当たりと日本人の味覚にあったおいしさへの追求があったと言われています。
「乳本来のおいしさ」と「乳酸菌の徹底管理」 新鮮な生乳をたっぷりと使うことで、しっかりとした乳のコクと風味を生みだしました。
また、安定剤などは使わず、乳酸菌のチカラだけで作り上げることで、素材本来のうまみや香り、なめらかさを引き出しています。
ヨーグルトは乳酸菌のチカラによっておいしさが大きく作用されます。乳酸菌は生き物。発酵の進み具合はその時々によって微妙に変化するため、発酵の途中で酸度を測定し、状態を確認します。その結果によって、発酵を続けるかどうかを判断しています。
チチヤスヨーグルトはとてもシンプル。だからこそ原料も製造工程も日々管理を行い、安定した美味しさをお届けしています。
column01チチヤス独自の乳酸菌「ST9618」「LB9667」
チチヤス独自の乳酸菌「ST9618」「LB9667」
ヨーグルトをつくるときには、チチヤス独自の乳酸菌「ST9618」、「LB9667」の2つをメインに多種多様な乳酸菌をブレンドしています。
乳酸菌の選択とブレンドは、味わい、口当たりを左右し、ヨーグルトの命とも言えます。
チチヤスのヨーグルトは、乳酸菌本来の力を充分に生かすことにより、増粘剤(ゼラチン・寒天など)の使用を最小限に抑えています。
牛乳屋さんから始まった、安全・安心へのこだわり
安全・安心
チチヤスは創業以来、「国民皆牛乳」を念頭に事業を展開してきました。それは「国民皆健康」を実現することでもありました。食品をお届けするからには、衛生面にも万全の配慮が必要です。
牛乳は搾乳から、搬入、製造工程、出荷に至るまで、衛生面で周到な注意が必要とされています。チチヤスでは製造工程の各段階で、多岐にわたる中間検査を実施し、品質には万全を期しています。もちろん、使用する機械器具類は定期的な検査を受け、常時良好な状態で稼働できるよう管理。
また、数値では読めない「おいしさ」という品質を守るために、官能訓練制度により選抜された風味感度の高い社員が官能評価をしています。
酪農家とのつながり
契約農家
広島県内には契約農家があります。牛の個体管理から、温度管理など健康面への配慮や衛生管理等、生産者の努力がコクのあるチチヤスの牛乳を生んでいます。 契約農家には定期的にチチヤスの社員も訪れ、情報交換をしながら協力しておいしい牛乳を作っています。このような整備された体制のもと、安全で、安心な商品をお客様のもとへお届けしています。
※契約農家の生乳は、広島の学校給食に使用しています
column02チチヤスの特徴的なヨーグルトの容器
PSカップ、シート
チチヤスのヨーグルト容器は、容器上部がすぼんだ台形のような特徴的な形をしています。こうすることで中身が浮かず、ヨーグルトが分離しにくい構造になっています。また、ヨーグルトを発酵させるために最も効率のよい容器を研究した結果でもあります。
今でも自社で容器を製造しており、西日本エリア(※1)で販売されている製品に使用されています。
※1:東日本エリアではシートタイプの容器で販売しています。